農園は松崎町という 小さな町にあります
伊豆半島南西部にある松崎町は、人口7千人程の小さな町です 。
駿河湾に面する西南海岸は、風光明媚な景勝地で富士箱根伊豆国立公園に指定されており、その国立公園に面する海岸線沿いの山畑に当農園があります。
南向きの急傾斜地に作られた畑は石垣の段々畑をなし、適度な水はけ、土壌の養分を良好に保ちます。
それに加えて松崎町の日照時間の長さ、温暖な気候、湾内からの適度な潮風が入り込み、良質なポンカンが生産されるのです。
町内には史跡も多く、なまこ壁造りの建物が独特の良い雰囲気で、観光客の人気の撮影スポットになっています。
町内には様々な温泉もあり、中心部の松崎温泉、東部の大沢温泉、南西部三浦温泉(岩地温泉・石部温泉・雲見温泉)等。
日頃の疲れを癒してくれる温泉は、観光客はもちろん、町民にとってもありがたい存在です。
また、松崎町の桜並木は圧巻の美しさがあります。
私も松崎町に嫁ぐまでは、こんなに見事な桜並木を見たことはありませんでした。
あまり知られていませんが、桜餅に使われる桜葉漬けは全国の約7割が松崎町で生産されています。
それだけの数の桜が松崎町にはある、ということですね。
春は桜、夏は海水浴、秋は行楽、冬は温泉、など、松崎町には年間を通して多くの観光客が訪れます。
そんな小さいけれど美しい町松崎町は、平成25年10月4日に日本の農山村の景観や環境・文化を守り活用することで地域の発展を目指すNPO法人「日本で最も美しい村」連合に、静岡県で初めて加盟が承認されました。



